これからストロボライティングを初めてみたいけどどの機種を買ったらいいかわからない!
カメラメーカー純正なら間違いないのはわかっているけど、高すぎる・・・。
今日はそんな方にオススメのクリップオンストロボ TT600をじっくり一年使ってみて感じたことや一緒に揃えたい周辺機器もあわせて紹介します。
高いカメラ機材や、レンズを追加で購入するよりもよっぽど写真のクオリティがあっぷしますから、ぜひ試してみて下さい!
TT600の上位機種にあたる「最新機種TT685ⅱ」のレビュー記事も掲載しました!
自動調光TTLが必要な方にはコチラの機種がおすすめです!
Godox TT600とは?
まずGodox TT600のスペックや特徴を紹介します。
Godox TT600の基本スペック
Godox公式が発表している基本スペックは以下の通りです。
ガイドナンバー | GN60(フル発光、焦点距離200mmの時) |
垂直回転角度 | -7°~-90° |
水平回転角度 | 0°~360° |
使用電池 | 単3アルカリ電池 4本 |
フルパワー発光回数 | 約230回(2500mA Ni-MH電池使用時) |
リサイクルタイム | 0.1秒~2.6秒 |
色温度 | 5600K±200K |
ワイヤレス機能 | マスター、スレーブ、オフ |
無線伝送 | 内蔵式2.4G無線伝送 100m |
サイズ | 64mm x 76mm x 190mm |
重量 | 400g(電池を含まず) 500g(電池込み) |
TTL | 非対応 |
ハイスピードシンクロ | 純正コマンダー使用時のみ1/8000秒まで対応 |
この中で注目すべき点は
- GN60というハイエンドクラスの大光量
- 2.4G無線通信が本体に内蔵されている
- コマンダー使用時にハイスピードシンクロが使える
という点です。
この部分がどのように優れているのかは後程詳しく解説しますね!
Godox TT600の外観
ここからはGodox TT600の外観を見ていきます。
▼正面側はこんな感じ
本体下部には、Godoxのロゴとフォーカスアシストランプがついています。
さらにその下には外部電源を取り付ける際に使うDC IN端子があります。
上部にTT600の刻印があります。
▼側面はこんな感じ
シンクロケーブルを取り付ける端子がありました。
▼反対側面はこんな感じです。
カバーを開けるとバッテリーを入れる部分があります。
Godox TT600は単三電池4本で動きます。
▼背面はこんな感じ
下部は表示パネルと各種ボタン、ダイヤルがついています。
ボタンは上下で表示が異なっており、短押し、下が長押しで機能が異なります。
詳しい解説は、各ボタンの役割やワイヤレスの設定方法を紹介した記事をご覧ください。
▼底面はこんな感じでカメラのホットシューに取り付ける端子がついています。
固定方式はワンタッチ式ではなくロックナット式。
上位モデルのGodox V1はワンタッチ式なのでそちらに慣れていると少々煩わしく感じます。
このホットシュー部分はネジ4本でとまっていますから、万が一故障した場合でも自分で分解して修理が可能です。
本体表面はプラスチックでできていて、つや消し塗装がされています。
外観は1万円を切るストロボとは思えないほどしっかりしています!
Goxo TT600のメリット・デメリット
【メリット】Godox TT600のいいところ
- 手頃な価格設定
- Xシステム(2.4Gワイヤレス伝送)の拡張性が高い
- 設定が簡単で単純明快な操作性
- 屋外でも使える大光量
- コマンダーを使えばハイスピードシンクロが使える
- 人気機種だからこそ色々な人に使い方を聞ける
- 安心して薦められる高い耐久性
手を出しやすい価格設定が良い!
メーカー純正のストロボはもちろん手持ちのカメラとの相性は素晴らしいのですが、いかんせん値段が高すぎます。
キヤノンの純正ストロボを参考にすると、Godox TT600と同じガイドナンバー60のストロボを購入しようとすれば600EX Ⅱ-RTというモデルになるのですが、価格はなんと約55000円!!(2021/04/16現在)
もちろん防塵防滴性能が高かったり、ワイヤレス伝送がコマンダーなしで行えたりなどメリットもかなり多いのは事実ですがいくらなんでも高すぎます。
それに比べGodox TT600は約8000円!!(2021/04/16現在)驚異的な安さですよね。
純正ストロボを1台買うのと同じ価格でストロボ3灯とコマンダーを用意してもおつりがくるくらいにコスパが高いです。
- 【Godox TT600】 約\8000 x 3台 = 約\24000
- 【Godox Xproコマンダー】約\8500
なんと約32500円で3灯のワイヤレス多灯ライティングが揃ってしまいます!
機能性はシンプルですが、粗悪品ということは一切なくプロカメラマンにも愛用している方が多くいるくらいなので安心して選ぶ事が出来ます。
やはり一番のメリットはこの価格設定と言えるでしょう!
ストロボは使い続けると発光管が劣化する消耗品とも言えますからあまりに高級品を買うのは躊躇してしまいます。
Xシステム(2.4Gワイヤレス伝送)による拡張性が良い!
Godox製品にはほぼすべての製品にXシステムという2.4G無線伝送機能が標準でついています。
コマンダーを使って2台、3台のストロボを同調発光させたり、各々のストロボ光量を調整したりする事が出来ます。
入門用のGodox TT600でストロボの基礎を学んだあとは、上位機種であるリチウムイオンバッテリータイプを追加購入したり、スタジオ用のモノブロックストロボを追加したりした場合でも同様のシステムが使えます。
その都度1から揃えなくていい拡張性の良さはGodox ストロボの大きなメリットの1つです。
私も最初はこのGodox TT600だけでライティングをしていたのですが、途中で小型のGodox TT350と上位機種のGodox V1を追加で購入しています。
コマンダーはすでにGodoxのXproを持っていましたから追加したストロボだけで3灯のワイヤレス多灯ライティングをセッティングする事が可能になりました。
初心者が導入しやすい価格帯から、プロも満足するほどのクオリティを持った機材まで幅広い製品をラインナップしているのが素晴らしいよね!
単純明快な操作性が良い!
Godox TT600はTTLなどがついておらず、機能は極めてシンプルです。
主な使用方法としてはマニュアルで光量を決めて発光するといった使い方になりますから、初めてストロボを購入しても余計な設定をしたり説明書を読み込んだりしなくとも撮影に入る事が出来ます。
写真もそうですが、ストロボもとにかくたくさん撮って色々試してみるというのが上達の早道です!
屋外でも使える光量が良い!
Godox TT600はGN(ガイドナンバー)60という大光量のストロボです。
GN60と言えばキヤノン純正であればハイエンド機種である600EX Ⅱ-RTと同等の光量に相当しますから、屋外で日差しが強い中でのストロボ撮影でも十分に力を発揮してくれます。
ガイドナンバーの低いストロボですと、太陽の光に負けてしまってストロボの効果をあまり得られなかったということも状況によってはあり得ます。
ハイエンドクラスの大光量ストロボが1万円を切る価格で手に入るのは大きなメリットです。
ハイスピードシンクロ対応が良い!
通常、ストロボはその構造上早すぎるシャッタースピードには同調できません。
一般的にストロボが同調できるのは1/200秒程度のシャッタースピードまでです。
ただし、日中晴れた屋外などでは1/200でF値開放で撮影すると写真が明るくなりすぎて人の肌が白飛びしてしまったり、せっかくの青空が真っ白に飛んでしまうなどといった現象が起こります。
その場合にはNDフィルターで露出を落としてあげるか、ストロボのハイスピードシンクロという特殊な機能を使ってさらに早い1/500や1/1000秒といった早いシャッタスピードで撮影することになります。
このハイスピードシンクロという機能は、安いストロボには搭載されていない事が多いです。
Godox TT600にはGodoxのコマンダーを使用した場合のみにはなりますが、ハイスピードシンクロ機能を使う事が出来ます。
この値段でこう言った機能を使えるのは良いですよね。
人気機種だからこそ使い方を聞けるのが良い!
このGodox TT600はプロからアマチュアの方までたくさんの方が愛用しているストロボです。
使い方を検索すればたくさんのページがヒットしますし、使い方を知っている人も多くいます。
初心者にとっては使い方を人に聞けるというのは大きなメリットです。
当ブログでも設定方法などを解説した記事をかいていますし、説明不足な部分がありましたらコメントを頂ければわかる範囲で回答いたしますので是非気兼ねなくご連絡ください。
質問、お問い合わせお待ちしてます!
1年使ってわかった、耐久性の高さが良い!
私はこGodox TT600を購入してから1年間ガッチリと使ってきました。
子供や奥さんを撮影するのはもちろん、私はブログ更新のために毎日たくさんの写真をこのGodox TT600を使って撮影しています。
ブログに掲載するのは多くとも10~20枚程度ですが、実際に撮影しているのは1記事あたり100枚以上になることもあります。
そんな私が1年間ほぼ毎日使ってきていまだに問題なく発光してくれますから、耐久性という意味では非常に高いと言って間違いないかと思います!
もちろん個体差などはあるかもしれませんが、壊れやすいといった口コミもそこまで多くないのでそこまで心配する必要もないでしょう。
しかも価格がかなり低価格な分、万が一故障してしまっても買いなおしがしやすいというのもあってハードな場面でもガシガシ使い倒していけますね!
【デメリット】Godox TT600のイマイチなところ
- TTL(自動調光)が搭載されていない
- IDを設定できない
- リサイクルタイムが変わってしまう
TTLが搭載されていないのがイマイチ
Godox TT600には自動調光機能であるTTLがついていません。
自動調光TTLとは?
カメラが周囲や被写体の明るさを計測し、適切な明るさでストロボを自動調整する機能のこと。
カメラと情報を相互にやり取りするため、メーカーごとにホットシューの端子が違います。TTL機能が搭載されたストロボを購入する際には対応したメーカー専用のものを選びましょう。
物撮りやスタジオ撮影の際は、自分の好みの明るさに一度設定してしまえばそうそう変えることはないですからマニュアル発光でもさして問題はありません。
ただし、外で撮影する際には太陽の位置や明るさが刻々と変化していきますので自動調光TTLが役に立つ場面も多いです。
屋外で使う場面が多いならTTL機能を搭載したモデルを選択しておけば後悔は無さそうです。
【関連記事】【GODOX TT350C購入レビュー】小型軽量で外に持ち出したくなるストロボを紹介します!
Godox TT685Ⅱ/Godox V860Ⅱ/Godox V1/Godox TT350/GodoxV350
IDを設定できないのがイマイチ
Godox TT600はワイヤレスで使う際、1~32チャンネルでコマンダーを識別します。
自宅や少人数で使う場合にはチャンネルがかぶってしまって他のカメラに同調発光してしまったということはないかと思いますが、大規模な撮影会などでは話が違います。
Godox製品はプロも使うほど大人気な上に、コマンダーのチャンネルはTT600だけでなく他機種においても同じ電波を使います。
大人数がGodoxのストロボを使っていると1~32のどのチャンネルに設定しても他人とかぶってしまうという事態になりかねません。
そのような場合は99パターンから選べるIDというものを使うのですが、TT600にはこのIDが非搭載です。
TT600とIDに対応しているストロボを2台以上組み合わせて使う際にもTT600に合わせてID設定をOFFにして使う必要があります。
大規模な会場で使う際には、ID設定に対応している機種を使いましょう。
【関連記事】Godox V1を購入開封レビュー!口コミや評判を紹介します。
Godox TT685Ⅱ/Godox V860Ⅱ/Godox V1/Godox TT350/GodoxV350
リサイクルタイムが変わるのがイマイチ
Godox TT600のバッテリーは乾電池です。
この乾電池式のストロボ全般に言えることですが、撮影中に電池残量が減ってくるとチャージ速度が極端に遅くなってしまうというデメリットがあります。
モデルさんを撮影する場合にはシャッターのテンポが非常に大事。
ワンランクグレードの高いリチウムイオンバッテリー搭載のストロボであれば最初からバッテリー切れまでリサイクルタイムを一定速度に保ってくれます。
ですが、リチウムイオンバッテリータイプはTT600に比べると倍以上の値段がしますので、「本格的なモデル撮影はしないから低価格のストロボが欲しい」という、私のようなアマチュアカメラマンにはTT600がピッタリの商品です。
モデル撮影にも挑戦してみたいよ!という方には、TT600のリチウムイオンバッテリー版であるV850Ⅱという商品がオススメです。
TT6000と機能はほぼ変わらず、バッテリーが乾電池からリチウムイオンバッテリーになっています。
Godox V850Ⅱ/Godox V860Ⅱ/Godox V350/Godox V1
Godox TT600と他製品との比較
次にGodox 以外のストロボで、TT600と同等クラスの他社製品と比較してみます。
- Yongnuo(ヨンヌオ) YN560Ⅲ
- Neewer(ニューワー) TT560
よく比較されるのがYongnuo(ヨンヌオ)YN560Ⅲ
Godox TT600とよく比較されるのが同じく中国メーカーであるヨンヌオのスタンダードモデルYN560Ⅲです。
こちらはガイドナンバー58で乾電池4本で動きますから、TT600とスペックとしてはほぼ変わらないストロボです。
価格はYN560Ⅲの方が本当に若干だけですが安いです。
どちらか迷った場合はデザインの好みで選べばOKかと思います。
ただし、ヨンヌオにはスタジオでよく使われるモノブロックストロボが無かったりなど商品バリエーションが少ないのがデメリット。
今後ライティングにハマってグレードアップしたい場合の拡張性は劣ります。
価格重視ならNeewer TT560
入門用ストロボの中でも断トツの知名度を誇っているのがNeewerのTT560というモデル。
このストロボの特徴は超低価格!超シンプル!という部分。
価格はなんと驚異の約3000円以下(笑)
ただし、ワイヤレスシステム、TTL,ハイスピードシンクロ、後幕シンクロ、液晶ディスプレイは当然ながら非搭載。
細かな光量調整ができない等の不便な部分も多いです。
ストロボを全く使ったことが無くてお試し程度に使ってみたいという方にはいいかもしれませんが、ストロボは一度使い始めると本当に楽しいので最初からTT600を選んでおいたほうが結果的にはお得になると思います。
Godox TT600の作例
ここではGodox TT600を使う事でどんな写真が撮れるようになるのかを実際の作例を交えながら紹介します。
仕事終わりに子どもを撮影
上記の写真は仕事が終わって夜に帰ってきた際、子供が豪快な姿勢でねていたのでTT600を壁にバウンス発光して撮影した一枚です。
まるで昼に窓から差し込む太陽光を使って撮影したような写真に見えませんか?
ストロボを発光せずに撮影するとこの通り
ほぼ真っ暗な状態です。
このように仕事で中々昼間に撮れない子供の表情を可愛くきれいに残してあげる事が出来ます。
ストロボを買う前は、泣く泣くISO感度をあげてノイズの多いイマイチな写真を量産していました。
屋外できれいなキャッチライトを入れる
屋外での撮影にもGN60という大光量のTT600なら太陽の光にも負けずに顔を明るく照らしてあげることができます。
上の写真は子供の後ろ側から太陽が差し込んできており、顔が暗くなってしまうシーンです。
ストロボにディフューザーを取り付けて顔の光をほんの少しだけ持ち上げてあげるとともに瞳の中にきれいなキャッチライトを入れる事が出来ました。
このように瞳の中にキャッチライトがはいるだけで人の顔がイキイキとした表情に変わります。
カラーフィルターで表現の幅が広がる
ストロボで表現できるのはなにも明るい雰囲気だけではありません。
上記の写真は夜の寝室で空気清浄機を活用している様子を表現したくて撮影した写真です。
夜の暗さをより伝わりやすくしたいと思い、ストロボにブルーのカラーフィルターを装着して撮影しました。
カラーフィルターを使わなかった場合はこんな感じ
隣の部屋から漏れてくるわずかな光を使って撮影していますから、自分の意図する色合いになっていないばかりか、感度をあげざるを得ないためカラーノイズが出てしまっています。
このように明るさだけでなく暗さもストロボの光を微調整することで表現することが可能です。
Godox TT600のシーン別セッティング例
ここではTT600を実際に使用する際のセッティング例をいくつか紹介します。
ライトスタンドに取り付けてポートレート撮影
Godox TT600のみでももちろんストロボ撮影は可能ですが、ライトスタンドがあれば自分の好きな位置から好きな高さから被写体に光を当てる事が出来ます。
【STEP1】ライトスタンドにS型ブラケットを取り付ける
【STEP2】Sブラケットにストロボを差し込むようにして固定
セッティングはすごく簡単!
ストロボを正面から直射すると光が固くなりすぎてしまいますから、ソフトボックス等を使わない場合には被写体の真後ろか、後ろ斜め45度あたりの壁に当てると跳ね返ってきた柔らかい光で髪の輪郭をキレイに写せてオススメです。
▼ストロボを被写体の後ろ側から当てた写真
髪の毛がキレイに見えるだけでなく、光が当たっている側と影になっている側がくっきりするので立体感のある写真に仕上がります。
これを現像や編集で再現するのはかなりむずかしいから、撮影段階でストロボを使うのが重要なんですよ!
ソフトボックスを使って物撮り
ストロボ単体で使うとどうしても光が固くなってしまいがちです。
ソフトボックスと併せて使えば、光を柔らかくしつつきれいなコントラストを表現できますのでお勧めです。
セッティング方法は以下の通りです。
【STEP2】Sブラケットにかぶせるようにソフトボックスを取り付ける
【STEP1】Sブラケットを取り付けたTT6000をライトスタンドにセット
▼いつも私が使っている物撮りセッティングはこんな感じです。
ソフトボックスを取り付けたTT600を側面から発光し、反対側にはレフ板を置いて影を起こしています。
背景はT字型の背景紙スタンドとPVCバックペーパーホワイトを設置。
▼このセッティングで撮影した写真がコチラ
影をなるべく消しつつコントラストを残す事で金属らしさも表現できます。
【関連記事】Godox ソフトボックスがコスパ最高な良アイテムなのでオススメします。
逆光を利用して自然光を再現する
昼間はなかなか撮影できないサラリーマンの方の中には、自然光で物撮りをしたいというかたも多いかと思います。
ストロボをちょっと工夫すれば真夜中であっても自然光風ライティングをすることが可能です。
上の写真は昼間の太陽が窓から差し込んでいるように見えていますが、撮影している時間は仕事がおわったあとの夜。
100均の木製フォトフレームと2x4材を使ってDIYした偽物の窓の裏側にストロボを仕込んで発光させています。
カラーフィルターを使って暗さを表現する
先ほどの作例で紹介した夜の雰囲気を表現した写真はTT600の先端にカラーフィルターを取り付けて撮影したものです。
カラーフィルターの取り付け方は以下の通りです。
【STEP1】ストロボのマグネットアタッチメントであるS-R1を取り付けます。
【STEP2】アクセサリーキットのAK-R1の中からカラーフィルター取り付け用リングにカラーフィルターを固定します。
【STEP3】マグネットで先端に取り付けて完成!
AK-R1は丸型ヘッドのGodox V1などに使えるアクセサリーキットですが、S-R1を使う事で通常ヘッドのTT600にも使用できるようになります。
このカラーフィルター以外にも拡散版やドームディフューザーといったアクセサリーを使え、表現の幅がさらに広がりますので、併せて持っておくと重宝します。
【関連記事】Godox AK-R1とS-R1の開封レビュー!マグネット取り付けのストロボアクセサリーを紹介
Godox TT600と一緒に揃えたいアクセサリー
ライトスタンドがあれば表現の幅が広がる
ストロボを好きな高さで好きな位置に設置する場合はライトスタンドがあると便利です。
屋外で使用する際にも、スタンドが無いと地面に置くことになってしまいますから汚れたり自分の理想的な位置から光を当てたりが難しくなります。
被写体の後頭部を照らせば髪の毛のきれいな輪郭を出せたり、サイドから照らせば立体感を表現できたりなど、ライトスタンドがあるだけでストロボライティングによる表現の幅が広がりますよ!
オススメはNeewerという格安のライトスタンドです。
価格は安いですが、強風の屋外などでない限りは強度も問題ありません。
遠隔操作コマンダーは必須アイテム
ストロボライティングはカメラからストロボを離して発光させるオフカメラライティングをして初めて色々な表現ができ、楽しくなります。
そのためにはコマンダーという発光電波を飛ばすための機材が必要です。
Godoxから発売されているコマンダーの中では先ほども紹介したXproというモデルがモニターも大きく、操作性が良いためお勧めです。
コマンダーは各メーカーに対応したモデルが発売されていますので自分の使っているカメラメーカーに対応したものを選びましょう。
ソフトボックスは持っていて損なし
上記でも解説した通り、ソフトボックスは併せて購入しておけば写真表現の幅が広がります。
価格もそこまで高くないですし、ライトスタンドに取り付ける際にあると便利なS型ブラケットも付属してくるのでとってもお得です。
【関連記事】Godox ソフトボックスがコスパ最高な良アイテムなのでオススメします。
アクセサリーキットで表現の幅が広がる
カラーフィルターやドーム型ディフューザーをマグネットで取り付ける場合には純正アクセサリーキットのGodox AK-R1とS-R1が必要です。
AK-R1は7種類ものアクセサリーが使えるにもかかわらず非常に小型なポーチに収納する事ができ、持ち運びもラクラク。
結婚式会場や広くない会場での撮影会といった大型ソフトボックスを持ち込めない場面でもディフューザーを使えるなどのメリットがあります。
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バッテリーは充電池がベスト
TT600のバッテリーは単三乾電池4本です。
通常のアルカリ電池でももちろんいいのですが、結構すぐ電池切れになってしまいます。
そのたび毎回毎回乾電池を買っていると結構な出費になってしまいますので、ストロボ購入と併せて充電式の乾電池を買っておいたほうがいいと思います。
私はAmazonベーシックの高容量タイプを使っています。価格もやすく、電池持ちも非常に良いです。
充電器は8本同時充電できるタイプがオススメ
上記の充電池を充電するなら一度にたくさんの電池を充電できる充電器があったほうが便利です。
私が使っているのはエネループの8本同時充電できるタイプです。
【関連記事】エネループの充電器は「BQ-CC63」がオススメ!開封レビュー!
Godox TT600はストロボ入門に間違いなくオススメ!【まとめ】
今日はGodox TT600を1年間じっくり使ってきた感想や、一緒に揃えたいアクセサリーをまとめて紹介しました。
カメラを購入したけどなかなか上手に写真が撮れないとお悩みの方は一度ストロボを試してみて下さい。
高いカメラボディやレンズを買うよりもコスパよく写真の質を向上させることができますよ!
ストロボを買っても使う場面があるかわからないといった方にも低価格で気軽に導入できるすばらしいストロボだと思います!
TT600の上位機種にあたる「最新機種TT685ⅱ」のレビュー記事も掲載しました!
自動調光TTLが必要な方にはコチラの機種がおすすめです!
参考になれば幸いです。
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