皆さんは一脚使ったことありますか?
カメラが好きなら、三脚は使ったことがある方は多いですよね。
ただ、一脚を使ったことがあるという方はそんなに多くないのではないでしょうか。
私も今までは三脚を普段持ち歩いて撮影していました。
ですが、子どもが生まれてかというもの、荷物を少なくしたいという思いから、三脚を持ち歩く機会が減ってきていました。
そんな時に色々調べていると、脚が1本のコンパクトな一脚がいいよ!という口コミを目にしたので試しに買ってみました。
そこで購入したのが今回紹介するベルボン ウルトラスティック スーパー 8という一脚です。
実際に使ってみると、とってもコンパクトだし、子ども撮影との相性が非常に良い商品だと感じました!
この記事では、この「ベルボン ウルトラスティック スーパー 8」開封の様子や、どんなところが子供撮影で役に立ったのかを紹介していきます。
ベルボン ウルトラスティック スーパー 8を開封
まずはベルボン ウルトラスティック スーパー 8を開封していきます。
外箱はこんな感じです。
裏面にはベルボンの一脚や三脚に搭載されている「ウルトラロック」の説明について書いてありました。
ウルトラロックについては後から詳しく紹介するよ!
箱から出すとこんな感じで透明の袋に包まれた本体が見えました。
袋をとると、本体と説明書、付属品が出てきました。
全部だしてみるとこんな感じ。
- ベルボン ウルトラスティック スーパー 8本体
- ベルト用フック
- 説明書
本体を詳しく見る
本体は全体がアルミで黒のつや消し塗装がされています。
脚を伸ばしていない状態で全長は約26cm
重量は一脚だけで約350gでした。
パイプが太い割にはそこまで重くないよ!三脚に比べたら断然持ち運びやすい!
冬などでは、アルミはすごく冷たくなりますので、手で持つ部分にはウレタンの柔らかクッションが巻いてあります。
クッション部分には「Velbon」のロゴが刻印してあります。
本体付属のストラップには革っぽい素材で、同じくVelbonのロゴが書いてありました。
ネジ部分には保護用のウレタンクッションがついていて、これを外すとカメラなどによく使われるUNC1/4ネジがついています。
石突き部分は固めのゴムで、先端がとがっています。
一脚を伸ばすためには、この石突き部分を握って回します。
カチッカチッという音が鳴ってロックが解除されます。
1回カチと音が鳴るたびに1段分伸びます。
カチカチカチと最後まで回し切る事で一気に最大長さまで伸ばす事が出来てなかなか便利です。
長さを固定する際にも石突き部分を逆方向にグイと回転させるだけですべての足がロックされます。
この簡単に伸縮できる構造がベルボンの特徴である「ウルトラロック」という機能だよ!
セッティングが素早くできてとっても便利!
撮影中の高さ調整は伸縮の1段目についているウレタンを回転させることで1段分のみの高さを短くする事が出来ます。
全長まで伸ばしてみると156cmまで長くなります。
私は身長がそこまで高くないですが、最大まで伸ばせば高身長の方でもストレスなく使う事が出来ると思います。
実際に使う時には一脚の長さ+雲台+カメラとなるのでかなりの高さまで対応できますね
持ち運びに便利なベルトフックを詳しく見る
付属品としてついているこのパーツ
素材はプラスチックで横から見るとこのようにフック形状になっています。
先端のカラビナを本体のリングに取り付けて使います。
フック部分をズボンのベルトに引っ掛けることでベルボン ウルトラスティック スーパー 8を持ち歩く事が出来ます。
三脚と違ってとても小さくて軽いからこのような持ち運びが実現できるんだね!
自由雲台を取り付けてみる
実際にカメラを取り付けるため、同じくベルボンから発売されているアルカスイス自由雲台QHD-S5ASを取り付けてみました。
雲台の分だけ長さが長くなります。
愛用しているカメラバッグEndurance extに入れてみましたが、雲台なしなら横向きで入りますが、雲台をつけると入りませんでした。
雲台をつけたまま持ち歩くときはサイドのポケットに刺すようにして持ち歩くしかないですね。
かなりコンパクトで軽量で最高です。
一脚の場合、構図をバッチリ決めて撮るというよりかは、ブレを抑えつつ機動性を生かした撮り方が多いと思いますので、ベルボン ウルトラスティック スーパー 8には、自由雲台よりはプレートタイプの雲台があってるように思います。
取り付け、取り外しが便利なアルカスイス互換タイプのプレートクランプが相性ピッタリでよさそうです。
ソニーのAPS-Cカメラa6000を乗せてみるとこんな感じです。
このクラスのカメラであれば、かなりコンパクトでカメラを取り外さずに持ち歩いても苦じゃないです。
「Velbon ULTRA STICK SUPER 8」の使用感
子供を撮るなら絶対買ってほしい!
- 三脚と違って機動性がいい!動き回る子供撮りにはピッタリ
- ローアングル撮影がめちゃくちゃ楽になる
- 場所をとらないので運動会や学芸会にも持って行ける
- 長時間の撮影も疲れずらい
- 子供を抱っこするときも邪魔にならない
一つ一つ詳しく解説していきますね
1.機動性がいい!動き回る子供撮りにはピッタリ
三脚はじっくり構図を決めるのに適しているのに対して、一脚は機動性。
あっちこっちに動き回る子供を撮るにはピッタリです。
脚が1本しかないので、横方向の首振りはとても楽!
縦方向へのブレを抑制しつつ、走り回る子供を横方向で追いかけまわせます。
さらに、場所移動も楽々!セッティングに時間がほぼかからないので、家族を待たせることはありませんよ。
2.ローアングル撮影がめちゃくちゃ楽になる
子供を撮影するうえで避けて通れないのがローアングル撮影。
子供と同じ目線で撮影することで生き生きとした表情をとらえる事が出来ます。
ただ、このローアングル撮影はかなり疲れますよね。
すわって撮影できる家ならいざ知らず、外となると中腰の一番つらい姿勢で長時間撮影するとかなりきついです。
そんな時は一脚を短くセッティングして体重を少々かけてやることで、楽に長時間撮影することが可能です。
疲れたころに連発してしまう手振れも同時に抑えられて一石二鳥です。
3.場所をとらないので運動会や学芸会にも持って行ける
三脚を広げるにはそれなりのスペースが必要です。
最近の運動会は場所の関係で三脚の使用を禁止している学校も少なくないですよね。
一脚であればポール一本分のスペースだけで済んでしまいますので、人混みで使っていても迷惑になりづらいです。
徒競走の流し撮りなどでは一脚があるのとないのとで仕上がりが大きく変わりますよ。
一脚を使う必要がない場面ではコンパクトに折りたたんで腰ベルトにかけて置けるベルボン ウルトラスティック スーパー 8がベストと言えますね。
4.長時間の撮影も疲れずらい
2番のローアングルとも被る部分ですが、普段の撮影であってもこの疲れずらい部分はかなり重要です。
特に望遠レンズなどをつけている時に感じますが、常にカメラを持って撮影するのと、撮影中は一脚に重さを預けられるのとでは全然違います。
三脚でももちろん同様の効果を得られますが、三脚はそれ自体にも重さがあります。
出かける場所やシチュエーションに合わせて使い分けたいものです。
5.子供を抱っこするときも邪魔にならない
撮影中に子どもがぐずって抱っこをせがまれるというのは、子ども撮影あるあるですよね。
そんな時にもこのベルボン ウルトラスティック スーパー 8であれば、カメラから外してベルトに引っ掛けるだけなのでまたせる必要はありません。
いちいちカバンにしまって出してとしていると、そのモタモタが原因で子供がぐずるという事にもなりかねません。
子供撮影はスピードが大事!
サッと出してサッとしまって抱っこができるこの一脚がベストですね
ハンドストラップとの相性がめちゃくちゃいい
このベルボン ウルトラスティック スーパー 8と併せて使ってほしいアクセサリーがハンドストラップです。
私は「Peak Designのクラッチ」を使っています。
このハンドストラップを使う事で、左右の首振りが楽になり、さらに手振れを抑える効果も高まります。
一脚を取り外す際にもカメラを落とす危険性がかなり低くなります。
大きめのフルサイズ一眼などを使う場合には必ず使ってほしいアイテムです。
ストロボとも相性がいいよ!
野外でストロボを使って撮影したい場合にもこのベルボン ウルトラスティック スーパー 8が役に立ちます。
ソフトボックス+Sブラケットを取り付けたストロボをこの一脚に取り付けることで手持ちストロボに変身させる事が出来ます。
もちろん撮影者のほかに補助してくれる人が1人必要になります。
我が家の場合は奥さんにこのストロボを持ってもらうのですが、ストロボの位置が決まった際に一脚の脚を地面に突き立てることで重いセッティングであっても楽々固定する事が出来ます。
このセットでぜひ野外ストロボにチャレンジしてみて下さい!
手持ちストロボがあることで、狙いたい位置にストロボ光をあてられるので、子供写真がグンとレベルアップしますよ!
ベルボン ウルトラスティック スーパー 8のまとめ
今日は、コンパクトで子供撮影の際には是非使ってほしい一脚ベルボン ウルトラスティック スーパー 8を紹介しました。
実際に使ってみると、一脚の便利さが驚くほど実感できました。
風景撮影や夜の撮影など三脚でガチっと固定したい場合以外はこの一脚をもって撮影に出かけています。
ぜひみなさんも一脚を使った子供撮影の快適さを体感してみて下さいね!
参考になれば幸いです。
コメント