三脚やブームアームよりもコンパクトでもっと楽に物撮りできる方法はないかなー。
特に動画クリエイターさんや、インスタグラマーさんはこんな悩みを持った方多いのではないでしょうか?
今回紹介するクリエイターズクランプをデスクに挟み込んで固定すれば、デスクを占領することなくカメラや照明を固定できます。
自撮りや物撮りだけに限らず、リモートワークでも役立つ良いアイテムでしたので開封から実際の利用シーンまで紹介します。
参考になれば幸いです。
クリエイターズクランプを開封
早速届いたSLIKクリエイターズクランプを開封していきます!
外箱は白い箱でした。

側面裏面には簡単な使用方法が記載してありました。

箱から本体を取り出してみるとこんな感じ。

本体と付属品の入った袋がひとつ。

箱上部には保証書が貼り付けてありました。

本体を取り出してみるとこんな感じ。

全体的にガッチリとした作りになっていますね!
高い機材を乗せるものなので安心できるメーカーのものを選んでおいて正解でした。
クリエイターズクランプの付属品
付属品は以下の通りです。

- クリエイターズクランプ本体
- 六角レンチ
- 滑り止めパッド
- 説明書
- 保証書
雲台は付属していないので、必要なら別途用意する必要があるよ!
クリエイターズクランプの基本スペック
全長 | 505mm |
全高 | 105mm |
スライド幅 | 345mm |
取り付け面からの最大全高 | 370mm |
重量 | 540g |
最大搭載質量 | 5kg |
材質 | アルミ |
メーカー希望小売価格(税別) | \11,000- |
JANコード | 4906752206829 |
クリエイターズクランプの使用方法
テーブルなどに固定する場合
板状のものに固定する場合は、クランプ受けがフラットな面を使います。

取り付け側の板厚は最小5mm~最大7.5cmまでです。
板に本体を挟み込んで下のノブをクルクルと回していけばガッチリと固定する事が出来ました。
柔らかい天然目などに使用する場合には付属のゴムパッドを一緒に挟み込んでやることでデスクを傷つけずに済みます。

雲台とカメラを乗せてみるとこんな感じ。

デスク上にミニ三脚などを置く場合よりも大幅に省スペース!
リモートワークで書類を広げたりする場合にも邪魔になりません。
パソコンモニタ裏側にクランプを設置すれば、一眼やデジカメをウェブカメラとして使う事が出来ますね!
パイプ状のものへ固定する場合
パイプ状のものへ固定する場合にはクランプ受けがくぼんでいる面を使います。
- パイプの抜け防止キャップを一度外してパイプを引き抜き


- クランプ受けを止めているネジを付属の六角レンチで外します。

- クランプ受けを180°反転させて再度ネジを締めなおし


- パイプを戻せば完了

これでパイプ状のものに固定する事が出来るようになりました。
取り付けできるパイプ径は20mm~48.6mmまでです。
この場合、最大搭載重量は2kgまでになるので注意が必要です。

マンフロットのオートポールなどをお持ちの場合には役に立ちそうな機能ですね!
クランプ本体部分のみで使用する場合
ポールを引き抜いてクランプ部分のみで使用することも可能です。
- 先ほどと同様にポール抜け防止のキャップを外しポールを引き抜くと本体のみになります。

- 本体上部か側面にネジが切ってありますのでここに付属の雲台マウントパーツをねじ込み


- 雲台とカメラを取り付ければ完了

この状態であれば、三脚を立てられない場所で手摺などに取り付けて使う事が出来ますね!

小型のクランプとは安心感が違うよ!

別売りのスライディングアームⅡと組み合わせて使う場合
このクリエイターズクランプは別売りのスライディングアームⅡとの相性が非常に良いアイテムです。
スライディングアームⅡを雲台部分にクルクルと取り付けてみるとこんな感じ。

さらに自由雲台とカメラを取り付けるとこのようになりました。
YouTubeなどで良く見る真俯瞰撮影が省スペースで実現できます。

どちらのアイテムも作りはとてもしっかりしていて、機材が落ちて故障してしまったなどという心配はなさそうです。

高さもしっかり稼げますので、下で作業をしながらの撮影も楽々。
マジックアームでモニターやスマホをマウントすることも可能
本体部分に2か所のネジがきってあります。
ここにはカメラを取り付けることも可能なのですが、もっとオススメな使い方が別途マジックアーム等を用意してモニタやスマホをマウントする使い方。
俯瞰撮影などで不便なのは現状どのように写っているかが確認しずらいこと。
モニタやスマホがあればどのように撮影されているのか確認でき、撮影が効率よく進みます。
また、リモート会議中などは大きめの画面で自分の顔を常に確認することができます。
クリエイターズクランプのシーン別利用方法
物撮りや接写で使う
一番ベーシックな使い方が物撮り。
ユーチューバーの方であれば自撮りしつつ、配置を変えて紹介するものを物撮りするなど、様々なアングルで撮影したい場面が多いかと思います。
そういった場合にもこのクリエイターズクランプは取り外し取り付けが簡単にできて便利です。
リモートワークでデスクを広く使う

最近の社会情勢を踏まえてリモートワークをする方が増えてきましたよね。
そんな時に、よくあるウェブカメラを使ってももちろんOK!
なのですが、自分の顔をキレイに見せる必要がある営業マンの方や、チャットワーカーの方は一眼カメラやビデオカメラを使用したい場合が多いかと思います。
そんな方にもクリエイターズクランプは役に立ちます。
モニターの裏側にクランプを立ててカメラを取り付ければデスクを占領することなく大きめのカメラを使う事が出来ます。
また、カメラだけでなく撮影用ライトやマイクをマウントすることができますので、更にデスクを広く使うことができます。
ライティングは本当に大事!見る人の印象が大きく変わりますよ!!
俯瞰撮影で料理動画の制作に使う

Youtuberのクリエイターさんのような真俯瞰撮影をしたい場合にもこのクリエイターズクランプとスライディングアームⅡが役に立ちます。
デスク上での利用はもちろんですが、キッチンやダイニングテーブルでも板状のものがあれば軽々取り付ける事が出来ます。
通常、真俯瞰撮影をするとなると重量を支えるために大きめの三脚やブームアームが必要になります。
なのでキッチンなどの狭い空間で真俯瞰撮影をすると非常に邪魔でした。
このクランプは床に何もない状態で真俯瞰撮影が出来ますのでかなり便利です。
出来上がった料理も俯瞰で撮影するとちょっとだけお洒落に見えますよね!
動画クリエイターさんやインスタグラマーさんにもピッタリのアイテムだと思います!
三脚を立てられない場所で使う
人の多い夜景撮影などでは三脚を立てられない場合も多いです。
手すりなどにガッチリ固定して本体についている雲台プレートを利用すれば省スペースで手振れを抑えることが可能です。
小型のクランプとは安心感が違うよ!
風が強い日などは三脚がどうしても揺れてしまいますが、しっかりと地面に固定された手摺などに固定してあげれば全くブレません。

屋外の星空撮影やタイムラプス撮影でも使えそうです!
日の出の撮影など、手摺がある事が想定できる場合は三脚よりこっちを持って行ったほうがコンパクトでいいかもね!
クリエイターズクランプの良いところ
設置が手軽で場所を取らない
三脚タイプのものと違い、床に大きく足を広げる必要がないため非常に省スペース。
設置もノブをクルクル回すだけですので簡単!
設置してすぐに撮影に入れます。
クリエイターズクランプのイマイチなところ
ゴムパッドが別パーツなのは使いづらい・・・
付属で滑り止め、傷防止のゴムパッドがついているのは嬉しいです。
ただ、なんで別パーツにしてしまったのか・・・
屋外の手すりなどに設置したい場合ゴムパッドどこいったーと探すのが結構煩わしい。
できればクランプ部分にくっつけておいて欲しかったな・・・
カメラを乗せたまま高さ調整する場合は注意が必要
カメラやライトなど機材を乗せたままネジを緩めるとすこーーんと下に下がっていきます。
ブームアームやライトスタンドにはエアでショックを吸収する機構がついているものが多いので心配なかったのですが、このクランプはそういったものはありません。
もちろん気をつければそこまで問題ではありませんが。
丸い手すりなどに取り付ける場合には回転してしまうので注意
ゴムパッドなしで丸い手すりに設置するとカメラを乗せる場所によってはクランプごと回転してしまい、機材を傷める危険性があります。
こういった場面では付属のゴムパッドを絶対に使いましょう。
まとめ
今日は動画制作や、リモートワークの際に便利なクリエイターズクランプを紹介しました。
デメリットの部分はかなり無理やり絞り出した感じですので、通常使用の用途であればさして問題ないかと思います。
今までは三脚やブームアームを駆使してブログ用の写真を撮っていたのですが、このクリエイターズクランプを使ってから格段に楽になりました!
別売りのスライディングアームⅡと一緒にぜひ手に入れて欲しい良いアイテムでしたよ!
参考になれば幸いです。
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