キャノンが新たに開発したミラーレス一眼向けマウントの RFマウント
EOSRのショートフランジバックを生かした全く新しいレンズがどんどん登場していますよね!
本日はその中でも一番ベーシックなRF24-105 IS USMをレビューしてみたいと思います。
結論から言うと、RFレンズの一本目はこれを買って大正解!でした。開封から外観レビューを中心にご紹介していきます。
以下の記事では「EOSR+RF24-105mm F4L IS USM」を使って撮影した写真のみを掲載しています。
たくさんの作例を見る事が出来ますのでよろしければご覧ください。
【作例記事】北海道の夏ドライブデートに最適!「ゆにガーデン」に行ってきたよ!【RF24-105mm F4 IS USM作例記事】
EOSRのレビュー記事も書いていますので併せてごらんください!
【関連記事】レビュー】CANONのフルサイズミラーレス一眼「EOSR」開封ファーストインプレッション!
CANON RF24-105mm F4L IS USMを早速開封!
真っ黒でシンプルな外箱ですね。
キャノンで真っ黒の箱ってほかにあったけ?EOSRも真っ黒の箱でしたね。
RFマウントの幕開け的なイメージでしょうか
箱を開けるとレンズポーチが見えます。キャノンのレンズは比較的安いレンズにもポーチがついてくるイメージがありますね。
発泡スチロールを取るとレンズフードが出てきました。
そしてレンズ本体ですね。
付属品を見てみる
すべての付属品はこんな感じ。
・レンズ本体
・レンズフード
・レンズポーチ
・取扱説明書
・保証書
レンズフードはカッコイイ花形◎
レンズフードの型番はEW-83Nという花形フードです。
花形フードって見た目がカッコイイので好きです。
きちんと装着できていればカチッと音がしてロックがされます。
ロック解除ボタンがついていて意図せずに外れてしまうことがないようになっています。これは嬉しい!
レンズポーチは無いよりはいいかな(笑)△
レンズポーチは下が合皮、上部はマイクロファイバーのような素材です。
あったらあったでいいですが、カメラバッグがあればそこまで登場する機会は多くないとは思います。
ただ、あるに越したことはないですね!
CANON RF24-105mm F4L IS USMの本体を見てみる
続いてレンズ本体を見ていきましょう!
鏡筒は半光沢塗装で高級感を感じますね。赤いハチマキはキャノンの高級レンズラインのLレンズを象徴しています。
カメラとの接続部分はシルバー塗装になっており、デザイン性が向上しています。
ズームをすると鏡筒が伸びます。一段式のため見た目はすっきりしています。
レンズ上面
レンズ上面にはCANONのロゴ刻印と24-105がありますね。
リング類はカメラに近い側から
1,ズームリング
2,フォーカスリング
3,コントロールリング
という配置。
ズームリング
ズームリングの途中から一回り太くなっていてファインダーを覗き込んた状態であってもフォーカスリングと間違うということがないため重宝しています。
フォーカスリングは重さがちょうどいい
フォーカスリングのトルクもなかなかいい重さでヌル~っと動いてくれるのでピントを合わせやすいですね。重すぎず軽すぎず。
コントロールリングは超便利!
RFマウントから新しく採用されたコントロールリング。
絞りやISO、露出補正など好きな項目を設定して操作できるようになります。
回したときのコリコリって感じのクリック感が心地いい。
機能的にもかなり便利!
側面
側面にはAFMF切り替えスイッチとレンズ内手振れ補正のONOFFスイッチがついています。
逆側面にはズームロックスイッチがついています。
意図せず鏡筒が伸びてしまうことを防いでくれます。
ただ、下を向けても自重でズームが伸びてしまうということはありませんでした。
前玉側
前玉はフラットで表面にはフッ素コーティングがしてあります。
メンテナンスはとてもしやすいです。
フィルター径は77mmです。
使っているレンズ保護フィルターはケンコーのPRO1Dです。
後玉側
マウント部分は金属製でゴムシーリングが入った防塵防滴仕様になっています。
電子接点がやたら多くついています。コントロールリングの制御に必要なのでしょうか。
後玉にも前玉同様にフッ素コーティングがしてあり、あまり触るところではありませんが安心仕様になっていますね。
CANON RF24-105mm F4L IS USMのファーストインプレッション
実際に約4か月ほど使ってみてよかったところ悪かったところを紹介していきます。
思った以上に写りがいい!◎
ベーシックな標準ズームレンズということもあり、写りはそこそこかな~と思っていたのですがいい意味で裏切られました。
EOSRとの相性がよく映りは満足いくものでした。
絞り開放からシャープに解像してくれ、望遠側でもF8ほどまで絞れば周辺光量落ちもほぼ見られなくなりました。
あえて太陽を画角内にいれた一枚です。
Lレンズといえど、ゴーストは発生していますね。
ただ、稲一本一本の毛は精密に解像してくれている印象です。
オートフォーカスが早い!静か!◎
オートフォーカスではナノUSMを採用しているため非常に速いです。
無限遠から最短撮影距離までのフォーカス切り替えでも一瞬で合掌してくれます。
音に関してはほぼ無音です。
コントロールリングが便利すぎる!◎
レンズ先端についているコントロールリング。
私は露出補正に設定して使っています。
Fvモードで絞りとシャッター速度を任意のものに設定しておいてあとは露出補正で明るさを決めるという使い方をしています。
EOSRで新搭載されたFvモードととても相性のいい機能だと思います。
もうちょっと明るければ・・・×
開放絞り値がF4ですのであともう少し明るさが欲しいってことがちょくちょくありました。
もうちょっとぼかしたい!もうちょっと明るくしたい!ところに絶妙に届かない。
ただ、ズーム全域で開放F4通しなので使いやすさでいえば抜群です。
もうちょっと小さければ・・×
EOSRボディに着けるとちょっとでかいなあと思ってしまいます。
重さも700gとすごく軽い!というわけではない。
もちろんEF24-105と比較すると小さくなってはいるのですが、ミラーレスの最大のメリットである小ささ軽さをあと少しだけ追及してほしかった・・。
ただ、EOSR自体の軽さのおかげか片手での撮影や長時間の撮影でも重くて疲れたな・・・ってことはありませんでしたよ。
デザイン性は良好!好き◎
レンズのデザインはブラックとシルバーを組み合わせたようなデザインと表面の高級感のある塗装も相まってかっちょいいです。
キャノンらしいというかザカメラって感じのデザイン好きなんですよね~。
手振れ補正が強力!◎
5段分のレンズ内手振れ補正がついており、暗い室内での撮影でも手振れを気にせず撮影ができます。
EOSRにはボディ内手振れ補正機能がないので、シフトブレや回転ブレなどの補正は未対応。
ただ、動画でもない限りシフトブレと回転ブレはさほど気にする必要がないのでスチル撮影では問題なし。
レンズキャップがつけづらい!×
特に後ろ玉側のレンズキャップがつけづらいです。
いままでのキャノンのレンズはどの方向からキャップをつけても回してるうちにハマってくれました。
しかいこのレンズはきちんと目印同士を合わせなければキャップをはめることができません。
細かいことなのですが、レンズ交換のたびにあるのでちょっとストレス・・。
これ一本でOK!◎
24~105mmまでの広い画角をカバーできるし、1.6倍クロップを使えば約170mm程の中望遠域までカバーできます。
ズーム全域でF4通しというのもなかなかいいです。
迷ったときはこれ一本持って行けばほとんどの撮影に対応できる万能ズームレンズだと思います。
まとめ CANON RF24-105mm F4L IS USMは、概ね満足できる最初の一本!
いいなあと思ったところ、今ひとつだなあと思ったところを色々書いてきましたが、全体的にはおおむね満足!買ってよかったレンズでした。
やっぱり標準画角のズームレンズは汎用性が高く、どんな場面でも対応できるというのが一番の強みでしょうか。
逆に言えば普通過ぎる。という考え方もあるのですが・・・。
プラスアルファでよく使う画角の単焦点レンズを持っておくとバランスのいい装備になるかもしれませんね!
EOSRの最初の一本にはすごくお勧めできるレンズでした!
春になったら実際の作例もかねて撮影に行ってきたいと思います!
ではまた!bye!
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