一眼レフカメラに比べてEVFや電子制御によってバッテリーの減りが早いミラーレス一眼。
外出や宿泊の際に付属の純正バッテリーだけでは心もとないのでサードパーティの互換バッテリーを購入したのでレビューしてみたいと思います。
メーカーはモバイルバッテリーなども発売しているRAVpowerという会社からでているものです。
・純正バッテリーよりも大容量!
・バッテリーチャージャーが純正よりも便利!
・モバイルバッテリーからの充電に対応!
純正バッテリーを知る
まずは比較のためにも純正バッテリーをサラッと見ていきたいと思います。
純正バッテリー本体
純正バッテリーの仕様がこちらです。

型番:LP-E6N
容量:1865mAh
充電時間:2時間30分
質量80g
充放電回数:約500回
使用可能温度:0℃~+40℃
保護カバーが付属
CANON公式HPより引用
純正はもちろんいいです。何よりも安心だし何かあった時の保証も問題なく使えます。
予算があるのであればこちらを選ぶのがベストなのは間違いありません。
保護カバーのつける方向によって電池が空なのか満タンなのかを視認できるようになっている。こういう気遣いもさすがといったところ。
純正バッテリーチャージャー

型番:LC-E6
定格入力:AC100-240V
定格出力:DC8.4V,1.2A
質量:130g
CANON公式HPより引用
バッテリーチャージャーはコンセント必須のタイプです。
一度の充電で1個のバッテリーが充電できます。
充電速度は速いですね。
ただ、一度に1個しか充電できないのにサイズがでかい。
RAVpowerの互換バッテリーを見てみる。
本記事の主役RAVpower製互換バッテリーを見ていきます。
まずは外箱
外箱はこんな感じ

シンプルでおしゃれな感じ。
開封してみる
蓋を開けるとこんな感じに入っていました。

さらさらした白い袋に個別に包装されています。
付属品をみる。
付属品はこんな感じです。

・LP-E6互換バッテリー 2個
・バッテリーチャージャー 1個
・MicroUSBケーブル
・バッテリーカバー
・説明書
第一印象は「チャージャー2個充電なのに小さい!」でした。
純正と比較してみる!
ここからは純正バッテリーとのスペック比較をしてみます。
バッテリー本体を比較してみる
バッテリー本体の外観を純正と比較してみます。
正面はザラザラとサラサラ

純正のほうは表面がサラサラとしたつや消しのような仕様になっています。
RAVpowerのほうはザラザラとした表面です。
どちらも挿入方向の矢印がついているので間違えるということはないです。
裏面。どちらもPSEマーク取得済み
裏面はこんな感じ。

純正は当然ながら電気用品安全法のPSEマーク、CANONロゴ、会社表示すべてがあります。
RAVpowerにも土曜にPSEマークがありました。取得会社名も記載がありますので安心して使えそうです。
生産国はどちらも中国製です。
金型が一緒なのか形は全く一緒です。
重量は全く一緒
重量はどちらも76.5gでした。


バッテリーチャージャーを比較してみる
サイズ比較!厚みが全然違う!
サイズは横幅がほぼ一緒で縦は2個同時充電できるRAVpowerのほうが大きいです。

厚みはRAVpowerのほうがかなり薄いです。

純正バッテリーの約1/2の厚みでカバンのポケットに入れやすいサイズに収まっていると思います。
軽さは圧倒的にRAVpowerが軽い!
重量は純正が約110g

RAVpowerが約49g

RAVpowerが半分以下で圧倒的に軽いです。
よく言えば持ち運びしやすい。悪く言えばスカスカ。
充電器に高級感とか重厚感を求めてもしょうがないので軽いほうが個人的には好みです。
給電方法の違い
CANON純正バッテリーチャージャーはコンセントにさして充電するタイプです。

充電はすごく早いのですが、コンセントを大きく占拠してしまうのはBAD・・・。
RAVpower製バッテリーチャージャーはMicroUSB端子がついていてケーブルをつないで充電する方法です。
これなら小さなUSB充電器でコンセントを占拠せずに済みます。
また、モバイルバッテリーからの充電や車のシガーソケットからの充電が可能なので純正チャージャよりも使いやすさが格段に上です。
使ってみたインプレッション
実際に4か月ほど使ってみての感想を書いてみます。
2個同時チャージャーが便利すぎる!
RAVpowerのチャージャーは軽いし2個同時充電できるしモバイルバッテリーが使えるしで性能が純正に比べて優秀すぎます!

純正バッテリーももちろん充電できますので充電器はほぼこれしか使っていません。
1個使っている間に残りの2個を充電しておけるのでバッテリーが切れて撮影できない!ってことは一度もありませんでした。
純正よりも容量が多いしかし・・・。
純正の容量が1865mAhなのに対してRAVpowerは2040mAhなのでちょっとだけ純正よりも容量が大きいです。
ただ、体感で純正よりも電池持ちがいいな~と感じたことはありません。
電池の劣化は4か月使用した現在では感じませんが純正に比べると劣化は速いと思われます。
バッテリー2個付きで驚異的なコスパ
RAVpowerはバッテリー2個とチャージャーがついて価格が約3500円ほど。
CANON純正はバッテリー1個のみで約7500円ほど。
価格半分以下ですね。おそろしい・・・。
バッテリー劣化で買いなおさなきゃいけないのを考えたとしてもコスパは純正よりも上ですね。
欲を言えばUSB-Cに対応してほしい!
いいところが多いこの製品ですが、欲を言えばUSB-Cに対応してくれると余計にケーブルを持って行く必要がないため嬉しいかなと思います。
まとめ 安心か、コスパか
今日はEOSRのためにサードパーティバッテリーを見てみました。
保証も品質も間違いなく安心できる純正か。
コスパや携帯性や機能性が便利なサードパーティか。
ひとそれぞれ考え方があると思いますが、ともきちとしてはこの互換バッテリーかなりアリだと思います!
買ってよかった!
ではまた!bye!
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