ご覧頂きありがとうございます!
私は最近、自宅でのブログ更新、在宅ワーク時の効率を改善するためデスク改造計画を行っています。
前回紹介したエルゴトロンLXモニターアームに引き続き第2弾としてスモールリグのマジックアームというものを購入しました。
モニターアーム同様、デスクを広々と使えるようになる上に、様々な用途で使える面白いカメラ機材でした!
カメラが趣味ではない方でも1本持っておくと非常に便利に使えるアイテムなのでぜひ参考にしてみて下さい!
モニターアームは別記事の【エルゴトロン LX ホワイト開封レビュー】信頼度No.1のモニタアームを買ったよ!という記事で紹介しています。
そちらも是非合わせてごらんください。
マジックアームとは?
カメラが趣味の方なら1度は見たことがあるであろう便利アイテムのマジックアーム。
2本のアームが中心でくっついたような形状をしており、主にカメラ機材やスマートフォンといった機材をデスクや三脚に据え付ける際、位置の調整を楽にしてくれる機材となっています。
今回紹介するスモールリグというメーカー以外にもたくさんのカメラ機材メーカーが販売しています。
形状の違い
マジックアームにはいくつか形状の異なる製品が販売されています。
価格はどれもさほど高くないので、取り合えず1本だけでも持っておくと大変便利に使う事が出来ます。
一番ベーシックな関節式マジックアーム
一番一般的なマジックアームは2本の直線的なアームが中心で連結されている形をしています。
今回購入したのがこの一番ベーシックなタイプのモデルです。
メーカーによりサイズやカラーも様々です。
コンパクトで自由度が高いボールヘッド式マジックアーム
関節式の次に多く販売されているのがボールヘッド式マジックアームと呼ばれるものです。
このボールヘッド式マジックアームは、アームが一本しかなく、上下に向きの調整が可能なボールヘッドが取り付いているのが特徴です。
アーム式に比べコンパクトで、持ち運びがしやすいのが特徴。
外出先で、三脚にスマホを取り付けたいなどの用途ではこちらの方が持ち運びしやすくて相性がいいです。
ボールヘッド+ロングシャフトタイプ
ボールヘッド式と関節式のいいとこどりをしたような形状のロングシャフトタイプ
ボールヘッドだと機材同士の距離が撮れないといった場合に活躍するタイプです。
製品の形状は違えど、主な用途としてはさほど違いはありませんので、もしまだ1つもマジックアームを持っていないという方は一番ベーシックな関節アーム式を買っておけば間違いないかと思います。
開封の儀!
先ほども書いた通り、今回購入したのは一番ベーシックなタイプの関節式マジックアームです。
早速開封していきましょう!
▼このようなダンボールに入って商品は届きました。
スモールリグのロゴが入っています。
▼箱をパカっと開けるとこんな感じ
プチプチに厳重にくるまれてはいっていました。
以前にもスモールリグの商品をいくつか購入したのですが今回と同様しっかりとした梱包をしてくれているので安心して買い物する事が出来ますね!
▼袋を取り出すとこんな感じ
スモールリグのチップロック袋に商品が詰められています。
▼袋から商品を取り出してみるとこんな感じ
今回はカニばさみクランプとセットになっている商品を注文したので、梱包時点ですでにクランプがマジックアームにとりついた状態で届きました。
▼サイズはかなり小さいですね。
折りたたんでしまえば、カメラバッグに入れるのも問題ないかと思います。
調整ノブが結構大きいので、小さなポーチに入れて持ち歩くにはちょっと邪魔かなと感じました。
本体を詳しく見る
ここからはSmaal Rigのマジックアームとカニばさみクランプの本体を詳しく見ていこうと思います。
▼まずはカニばさみクランプから
カニばさみクランプはほぼすべてが金属でできています。
▼シルバーのノブを回転させるとクランプ部が開いたり閉じたりします。
ノブのレバーは結構大きくて、折りたたんだりもできませんから意外と邪魔です。
▼本体背中側にはネジが2か所ついています。
海外製品でよく使われる大きいネジと日本製品でよく使われている小さなネジの2種類です。
▼クランプは最大まで開くと内々で約5.5cmまで開きました。
▼逆に最小まで締め付けるとこんな感じ
直径1.5cm以上の物であればクランプ出来そうです。
▼ちなみに最小まで締め付けた状態だと全長が約8cm程になります。
まあ小さいと言えば小さいのですが、「意外とスペースをとるな」という印象です。
▼カニばさみクランプの重さは134.0gでした。
全てが金属でできている割には軽量だと思います。
▼続いて、マジックアーム本体を詳しく見ていきます。
写真はマジックアーム本体をまっすぐに伸ばした状態のものです。
▼アーム同士が連結している部分は、ギザギザの溝が掘ってあります。
ノブを強く締め付けることで、このギザギザがかみ合って向きが変わりずらいようにできているわけです。
▼固定するノブにはLOCK UNLOCKの表示があります。
ここも金属でできているので、ガッチリ固定しても破損しずらい安心さが良いですね。
▼固定ノブを回転すると、2本のアーム、上下のボール雲台、雲台の方向を調整するシルバーのカバー回転すべてがアンロックされます。
個別でロック解除することはできません。
▼ボール雲台部分はプラスチックのロックナットがついています。
このロックナットは、クルクルと回し続けると外れます。
▼アームの長さはどちらも約12cm。
アームが短いタイプも販売されていますが、それならボールヘッドタイプを選んだほうがいいと思います。
これくらい長さがあると、位置調整がしやすくて良いですね。
▼雲台の片方に先ほど紹介したカニばさみクランプを取り付けます。
このセットで約363.5gになりました。
そこまで重量は無いですね。
マジックアームの活用例
ここからは、マジックアームをどのように活用していくかを紹介します。
私の用途は大きくまとめると3つです。
- 物撮り用ライトを省スペースで使う
- 三脚にスマートフォンを取り付けて使う
- 在宅ワーク用のカメラスタンドとして使う
物撮り用ライトを省スペースで使う
私がマジックアームを購入した理由がコレ。
ブログの写真を撮影するのにデスク上で物撮りを良くするのですが、いままではパネルライトをミニ三脚に乗せて使っていました。
このミニ三脚が結構邪魔。
撮影が終わるたびにいちいち片付けてもいられないため、撮影中ならいざしらず使っていない時は結構邪魔でした。
それを今回購入したマジックアームに乗せ換えて、以前紹介した俯瞰撮影用のクリエイターズクランプに挟み込めば・・・
こんな感じで、デスク上に何も置くことなく、ライトとカメラを設置する事が出来るようになりました。
俯瞰撮影セットは別記事で詳しく解説しています。
ミニ三脚がなくなっただけでかなり広々とスペースをとる事が可能になり、とても快適です。
使っているパネルライトはNeewerのNL440というパネルライトです。
このライトは、重さが約1kgありますが、この程度であれば、マジックアームでも軽々位置を保持することが可能でした。
三脚にスマートフォン等を取り付けて使う
マジックアームの用途は屋内のみに限らず、外出した際の撮影にも役に立ちます。
風景写真を良く撮るかたは、屋外で撮った写真を外部モニターやスマートフォンで確認したい場面も多いかと思います。
そんなときに三脚の脚部分にマジックアームを固定してスマホアタッチメントやモニターアタッチメントを取り付ければ、ハンズフリーで固定することが可能です。
在宅ワーク用のカメラスタンドとして使う
作今の社会情勢の影響で在宅ワークの頻度が増えた方も多いかと思います。
パソコン用のウェブカメラを使うのもいいですが、最近発売された一眼レフカメラのほとんどがウェブカメラとして使う機能がついています。
顔の印象が大事な営業職の方や画質を追求したいチャットワーカーさんなら、ぜひ高性能な一眼レフカメラをウェブカメラとして使いたい方も多いのではないでしょうか?
そんな時にもこのマジックアームがあれば、デスク上にミニ三脚を広げることなくカメラを設置する事が出来ますよ!
特に在宅ワークにおいては、デスク上を広く使いたい場面も多いかと思いますので、上記のようにモニターアームやデスク端など自分の好きなところにクランプできるこのマジックアームは非常に便利です。
ちなみに上記の写真で載せているカメラはフルサイズミラーレス一眼のEOSRです。重量級のカメラを乗せても問題なく位置を保持することが出来ます。
このような場面では頻繁にカメラの向きなどを変えたいかと思いますので、別途小型のボール雲台があれば個別で向きの調整が出来るようになりますから便利です。
Small Rig マジックアームのメリットデメリット
【メリット】Small Rig マジックアームのここが良い!
省スペースでどこでも設置できる
マジックアームの一番のメリットと言えば、設置場所を限定することなくどこにでも移動して使えるというところ。
非常にコンパクトな上に取り付け取り外しがすごく簡単で、「やっぱりこっちに移動しよ」と思えるアイテムです。
大きなクランプは重い機材なども保持する事が出来る反面、一度設置場所をきめたらなかなかそこから動かそうという気になりません。
どちらがいいかという問題ではありませんが、コンパクトなタイプも持っておくととても便利だなと感じました。
安価なのに作りがかなりしっかりしている
このスモールリグのマジックアームは比較的安価に入手する事が出来ます。
なので、そこまで重いものを乗せるのは無理だろうな~と購入する前は思っていました。
ですが、実際に使ってみると、金属部品の加工もとても素晴らしく、大きめのフルサイズミラーレス一眼も安心して乗せておけるほど安定しています。
カメラ機材は総じて高価なものが多いので、安心して使えるというのは重要なポイントになりますね。
意外とコンパクト
購入してみて意外だったのがこの部分。
外出先でもマジックアームを活用したかったので、さらにコンパクトなボールヘッド式と最後まで迷っていたのですが、実際に届いて使ってみると関節式でも十分コンパクト。
▼普段カメラ機材を持ち歩くために使っているピークデザインのテクポーチにマジックアームを入れてみるとこんな感じ。
カニばさみクランプを取り付けた状態でも問題なく入れる事が出来ました。
テクポーチが気になった方はPeakDesignテクポーチ(tech-pouch)を開封レビュー!ショルダーバッグにもなるおすすめガジェットポーチを紹介します!という記事も書いていますので併せてごらんください。
【デメリット】SmallRig マジックアームのここがイマイチ!
アームが個別で調整できない
スモールリグのマジックアームに限った話ではないと思いますが、中心のレバーを回すとアーム角度、ボールヘッドの角度全てがアンロックされてしまい、個別にこの部分だけ調整したい!ということはできません。
ここはちょっと不便だな~と感じますね。
先ほども書いた通り、小さなボール雲台を追加で購入しておけばよかったな~と後悔しました。
次の機会に購入しておこうと思います。
取り付けの向きによっては回転してしまう
これはアマゾンレビューにも書いてあったのですが、カニばさみクランプとマジックアームを取り付けるネジが緩む方向に荷重をかけてしまうと機材がクルっと回ってしまいます。
その場合はネジを締め付ける方向に向かって荷重を持ってくるように調整すれば問題ないにはないのですが、無意識に取り付けた際、機材が落下してしまう恐れがあるため注意して使う必要があります。
まとめ
今日は、1本持っておけば色々な場面で便利に使える「SmallRigのマジックアーム」を紹介しました。
物撮りや在宅ワークでデスクを広く使えるのは効率がすごくあがってイイ感じ!
アーム調整がもう少しやりやすければなと思う部分はあるにせよ、買ってよかったと思える良い商品でした!
是非購入を検討してみて下さい!
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